2018年 5月17日付スポーツソウル掲載のTWICE関連ニュースの翻訳
K-POP男女盟主 BTS-TWICE 互いに異なる海外成功戦略に注目
K-POPの男女盟主、防弾少年団とTWICEの最近の活動は韓国より海外に重点を置いている。しかしふたつのグループが追及する目的と方向は全く異なる点が興味深い。
アメリカでの活動に重点を置いている防弾少年団はK-POP史上前例のない道を進んでいる。日本での活動に集中するTWICEはK-POPの既存システムが構築した華麗な花道を模範生のように歩いている。
防弾少年団 アメリカ
5月14日午後アメリカに渡った防弾少年団は20日開催の”2018ビルボード ミュージックアワード”に出席する。昨年に続き”トップソーシャルアーティスト賞”2年連続受賞を狙う。また授賞式で18日午後6時発売の3rdフルアルバム”LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’”の新曲ステージを全世界に初公開する。
防弾少年団は”2018ビルボード ミュージックアワード”出席の後、アメリカNBCの人気トークショー”The Ellen DeGeneres Show”(エレンの部屋)に出演する。昨年11月”アメリカンミュージックアワード”出席の際に出演したのに続き2回目の出演になる。
TWICE 日本
TWICEは日本での活動に拍車をかけている。
TWICEが16日発売した日本サードシングル”Wake Me Up”は15日付オリコンデイリーシングルチャートで12万9,275枚の売上げ1位、日本に進出した韓国ガールズグループの単日シングル最多売上記録を再び更新した。
また15日のタワーレコードオンラインデイリーセールスチャートで1~3位を独占し注目を集めている。
TWICEは昨年6月日本デビューアルバム”#TWICE”、10月日本初シングル”One More Time”、今年2月”Candy Pop”に続き4連続ヒットとなった。日本デビューからわずか8か月でCD出荷枚数は100万枚を突破した。
また今月12日に発売したコンサートチケットは全4公演が当日にソールドアウトしチケットパワーを誇示した。今回の日本公演は5月26日27日さいたまスーパーアリーナ、6月2日3日大阪城ホールで開催、前回の日本公演より会場の規模が大きく、1万人以上収容可能なアリーナ会場でのコンサートに期待が集まっている。
一般層の認知度上昇が目標
ある音楽関係者は「防弾少年団はアメリカでの拡張性が高い。アメリカ有数の音楽賞で新曲を披露するK-POPグループは前例がない。防弾少年団はSNSベースのファン以外のアメリカの一般層に名前をアピールするいい機会。昨年アメリカンミュージックアワードで公演した際、アメリカの人気スターが立ち上がって防弾少年団のステージを楽しむ姿が放送されたことが防弾少年団に新たな道を開いた。今回も同様の拡張性が期待できる」と語った。
この関係者は「TWICEはこれまでK-POPが構築してきた成功ロードマップを進んでいる。韓国で成功してもアメリカでの認知度上昇にはつながらないが、日本と他のアジア地域ではある程度成功の足掛かりになる。韓国で成功した後、アジアで最大の市場日本で本格的に活動することはK-POPグループにとって当然の流れ。TWICEには日本人メンバーが3人所属しデビュー前から日本市場をターゲットにしていたグループ。その成果が極大化し始めた」と語った。
コメント