TWICEメンバーを目指すJYP練習生16人によるサバイバルオーディション番組Mnet”SIXTEEN 第2回”(2015年5月12日放送)のあらすじ
SIXTEENは新ガールズグループTWICEのメンバーを選抜するため韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントの練習生16人によるサバイバルオーディション番組。
ケーブルテレビチャンネルMNetで2015年5月5日~7月7日毎週火曜日23:00に放送された。
視聴者投票
順位 | 名前 | 得票率 |
---|---|---|
1位 | ダヒョン | 15.9% |
2位 | ナヨン | 10.3% |
3位 | チェヨン | 8.4% |
4位 | ミナ | 8.4% |
5位 | ジョンヨン | 7.9% |
6位 | サナ | 7.3% |
7位 | ツウィ | 7.3% |
パク・ジニョン
「私の考えと視聴者の皆さんの考えが同じなのか確認したい。みなさんの考えを投票で教えてください。」
1st mission “ARE YOU A STAR?” 公演の続き
モモのダンス能力について語るJYPトレーナー
“웬만한 여자 아이돌 그룹에서 댄스 담당하는 친구들이 있지않아요”
「一般的に女性アイドルグループにはダンス担当者がいます」
“그런 친구들하고 비교해도 자신 있을 만큼”
「彼女たちと比較しても自信があるくらい」
“(댄스) 완성도가 굉장히 높은 친구 같아요”
「ダンスの完成度が非常に高いです。」
モモ
- ダンス
- 가인 “Paradise Lost”
パク・ジニョン
「ダンスが上手いのは分かるが、モモがどういう人間なのか見えない」
ナッティ
- ダンス
- Avril Lavigne “Hello Kitty”
- MAGIC “Rude”
パク・ジニョン
「振付師が振付をしても絶対こんな振付は出来ない。自信感・余裕・個性、この3つの全てを表現出来ていた。若いのに度胸がある。」
第1ミッション結果発表
第1ミッション”ARE YOU A STAR?”、練習生16人全員のステージが終わり、メジャー、マイナーの入れ替え発表前にパクジニョンは「スターとは自分の姿、自分の魅力を自然に表現できる人。自分自身の特別な点が何かを知っている人がいい結果を得る」と語った。
ナッティ 昇格 モモ 降格
パクジニョン
「ナッティのダンスはまだ粗いが、ナッティがどういう人間なのか分かった。まだ足りない面はあるがナッティの感性で振付けしてナッティ独自のダンスを踊った」
「モモはダンスは本当に上手いが、モモ独自の色が出ていなかった。単にダンスが上手かっただけ」
メジャーマイナーの入れ替え演出
パク・ジニョンがマイナーの中からメジャー昇格者の名前を呼ぶ。
呼ばれた者はステージ中央に進み、テーブルに置いてある封筒を開け、中に入っているマイナー降格者の名前を読み上げてマイナー降格者をステージ中央に呼び出す。
メジャー昇格者はマイナー降格者の首にかかったメジャーの証のネックレスを外し自分の首にかける。
チェリョン昇格 ジウォン降格
パク・ジニョン
「チェリョンは原曲の先輩歌手に決して引けを取らないという自信感があり、それをダンスで表現出来ていた。」
「ジウォンはリズムや音節を間違えず、歌の実力に驚いたが、ジウォンがスターであるということを説得させるほどではなかった。」
ソミ昇格 ミナ降格
パク・ジニョン
「ソミのルックスとテコンドーはマッチしない。それを自身が理解して(ギャップがウケるだろうと)狙ってテコンドーをやった。狙ってやったのでなければ昇格はなかった」
「ミナのダンスは上手かったが、感情がミナの感情ではない。表情も練習して作られた表情のようだった。単なるダンサーの1人というだけ」
サナ昇格 ミニョン降格
パク・ジニョン
「サナをメジャーに昇格させた最大の理由は”自分の長所が何か?何をすれば自分が最も魅力的に見えるか?”を正確に分かっているから」
ジヒョ昇格 ナヨン降格
パク・ジニョン
「ジヒョの実力について俺はよく知っている。トロット(演歌)をやる勇気にも驚いたが、躊躇したり不安感を見せずジヒョらしさを出して歌った」
「ナヨンは今のままでも十分なのに、さらに付け加えようとしてナヨンの自然で健康的な魅力が減った。」
以上で第1ミッション”ARE YOU A STAR?”の結果発表終了
前にも書いたようにこのミッションは対決方式ではない。マイナーからメジャーへ昇格する出演者がメジャーからマイナーへ降格する出演者の首にかかったネックレスを奪うという番組の演出のためにそう見えるだけである
第1ミッション 結果
- メジャー
- チェヨン(TWICE)
- ダヒョン
- サナ (↑)
- ジヒョ(↑)
- ソミ (↑)
- ナッティ (↑)
- チェリョン (↑)
- マイナー
- ナヨン (↓)
- モモ (↓)
- ミナ (↓)
- ジョンヨン
- ツウィ
- ミニョン (↓)
- ジウォン (↓)
- ウンソ
- チェヨン(IZ*ONE)
ミッションごとにマイナーから脱落者が出る事になっているが今回は脱落者は出なかった。
その理由についてパク・ジニョンは「まだ9人全員に可能性が見えるから1回のミッションだけで脱落させるのは惜しい」と説明した。
しかし「次のミッションからは間違いなく脱落者が出る」と警告した。
第2ミッション “アルバムジャケット撮影”
“アルバムジャケットで自分表現しろ!”
メジャーとマイナーがそれぞれ選んだコンセプトを元にしたグループ写真撮影と個人写真撮影で争う。
メジャーは強い女をコンセプトを、マイナーは復古調をコンセプトに選んだ。
パク・ジニョン
「今回のミッションで最も重要なの事は自然さが何かを知ること、一生懸命やることが逆に毒になる事もあるということを知って欲しい」
撮影当日
第2ミッションの撮影を担当したのは写真家のチョ・ソニ。プロデュース48のペ・ユンジョン的なボジション、つまり毒舌家である。
「グループ撮影は”自分だけ綺麗に写ろう”と考えてはいけない。自分を犠牲にしてグループを生かすという配慮や犠牲精神が必要」
メジャーのグループ撮影
チョ・ソニ
「ソミはかわいく写ろうとするよりコンセプトをよく理解して動きや表情を試して良かった」
チョ・ソニ
「ジヒョは太って見える」とジヒョの体をじっくり眺めて渋い表情
マイナーのグループ撮影
チョ・ソニ
「ツウィはモデルのようだ。表情作りがうまい」
チョ・ソニ
「チェヨン(IZ*ONE)のせいで使える写真がない」
(チェヨン(IZ*ONE)とミニョンを手で隠して)
「この部分を切って使う」
チョ・ソニ
「ミニョン!カメラだけを見るな。突っ立ってるだけじゃなくて目立つように動こうとは思わないの? 証明写真の撮影なの?」
パク・ジニョン
「写真一枚で自分自身を表現できる人は歌っても表現がうまい。ミニョンが好きな歌手も歌だけが上手いのではないことがいずれ分かるだろう」
2nd mission “アルバムジャケット撮影”審査
ゲスト審査員は撮影を担当した写真家チョ・ソニとVマガジン編集長リュ・ミヨン。
マイナー写真審査
リュ・ミヨン
「個人個人で見ると悪くはないがグループとして一心同体感がない。残念なのはウンソ、モモははっきりぜず曖昧な感じ」
チョ・ソニ
「もっといい写真はあったがミニョンとチェヨンのせいで使える写真が少なかった。2人はあとでメンバーに謝罪しなければならない。」
メジャー写真審査
リュ・ミヨン
「ブラックで強い感じの衣装でセクシーコンセプトだとありきたりだが、少女らしくはつらつとした感じが出ているので高い点数をあげたい」
パク・ジニョン
「全体的に見るとメジャーの方がよかった。カメラを恐れない人がメジャーの方が多かった。自身感と余裕に差が出た」
個人写真審査
ソミ
チョ・ソニ
「生きているヒラメだったので撮影に時間がかかると思ったが、一番早く撮影が終わった。ソミは自分を表現する方法を知っている。ヒラメの匂いがひどかったが全く気にせず一生懸命撮影に臨む姿勢がよかった」
ウンソ
リュ・ミヨン
「ただビザの箱を持つのではなくて、チーズが溶ける雰囲気などを表現するべきだった。顔の表情も可愛く見せようという努力しかしていない。」
チョ・ソニ
「衣装が100%。この写真はヘアーとメイク、スタイリングが表現されているだけで、ウンソは何もしていない」
ミニョン
チョ・ソニ
「目つきが良い、この年齢でこういう目つきはなかなか出来ない。グループ撮影の時とはまるで違った」<
パク・ジニョン
「グループ写真が悪かったのであまり期待していなかったが、ボーイッシュで強い雰囲気と同時に悲しみが表現されていて驚いた」
チェヨン
チョ・ソニ
「グループ写真撮影したときにチェヨンに怒ったが、個人撮影では気持ちを切り替えてハツラツとしていた。気持ちの切り替えが出来ることは芸能界で生きる上で重要」
ジウォン
リュ・ミヨン
「カリスマとか毒々しさを表現しなければならないのに、純粋な少女にしか見えない」
チョ・ソニ
「この撮影のコンセプトがジウォンに合っていないからかもしれないが、この写真は何かをしているフリをしている写真、偽物」
パク・ジニョン
「自信感がないように見える。ステージやカメラの前で少しでも自信感のない姿を見せればファンは出来ない」
「スターにとって最も重要なのはカリスマ、自信感、余裕だが、ジウォンは怖がっている。それを克服できなければ永遠にメジャーには昇格できないだろう」
ジョンヨン
パク・ジニョン
「(写真を取り上げて)俺がジョンヨンをSIXTEENのメンバーに選んだ理由はこの写真のような雰囲気のためだ。他の女性アイドルには出せない雰囲気。ジョンヨンは言葉にならないほどシックな時がある。俺と話しているとき、そういうシックな雰囲気を出しているときがある。その不思議で変わった魅力がこの写真に写っている」
SIXTEEN第2回 終
JYPの趣向① パク・ジニョンさん見てる?
サバイバルオーディション番組こそがJYP方式
JYPエンターテインメントの新ガールズグループ育成サバイバル番組Mnet”SIXTEEN”はパク・ジニョンが今まで見せて来た趣向の結晶だ。「才能のある少女たち」を「パク・ジニョン」が「審査」する。
パク・ジニョンはSBS “英才育成プロジェクト:99%の挑戦”から”スーパースターサバイバル”、Mnet”SUPER STAR K”、SBS”K-POP STAR”に至るまで着実に審査員席を守ってきた。そのたびにパク・ジニョンは恋に落ちた表情を浮かべて少女たちに愛情のこもった告白を打ち明けた。”K-POP STAR”ではチェヨンに「大好きです。きれいだ。どう話せばいいのか・・・?惚れました。」と述べ、歌を終えた後「ありがとうございました」と挨拶するリリーMには「私こそありがとう」と肯定的に回答した。
- 英才育成プロジェクト
- 2001年SBSで放送されたオーディション番組。この番組の出身者に2AM・チョゴン、元WONDER GIRLSソネ、練習生生活15年の末デビューしたG-SOULがいる。
- スーパースターサバイバル
- 2006年SBSで放送されたオーディション番組。この番組の出身者に2PMのイ・ジュノ、ファン・チャンソン、オク・テギョンらがいる。
- K-POP STARとSUPER STAR K
- 2010年頃、韓国にオーディション番組ブームを巻き起こした番組。JYPエンターテインメントだけでもSIXTEENに参加しているチェヨン・チェリョン姉妹、MISS Aスジ、ペク・アヨン、バーナード・パク、15&パク・ジミン、DAY6Jaeがこれらの番組を通してJYPに入社した。
“SIXTEEN”の第1ミッションでバレエを披露したミナにぼんやりしたように微笑んで「私はもともとバレエが大好きだ」と言ったように。さらにSIXTEENの16人のメンバーに一重まぶたと白い肌を持つ少女の割合が高いのは、JYP所属アイドルのルックスを介して表れるパク・チニョンの趣向と一脈相通じる。彼は本当に終始一貫している。
輝く少女に向けた感嘆が悪いのではない。客観的な審査評をしなければならない席でも自分の好みや感情をあえて隠さないほど、パク・ジニョンの欲望は限りなく透明に近いと同時にある意味純粋である。パク・ジニョンの表現法は時折、少し過度に感じることはあっても誰かに脅威を与えるほどではない。
SIXTEENの問題点はパク・ジニョン
問題はパク・ジニョンの欲望が、無限競争を元にしたサバイバルショー、そして審査員という席に結合するという事実そのものだ。YGエンターテインメントの首長ヤン・ヒョンソクと同様にパク・ジニョンは、競争システムに確実に美徳があると信じている。
“スーパースターサバイバル”放送当時は「私は個人的に優勝する人が好きだ。優勝する自信がある人は出場して必ず優勝しろ。だから競争をさせる」、”SIXTEEN”では「”勝負の世界に出て戦う前に自己点検をもう一度するという意味で(競争が)むしろ薬になると思う」と述べた。彼が言う競争は仲間同士であっても必要に応じて各個戦闘を行わなければならない一種の1対1バトルロイヤルだ。
“スーパースターサバイバル”では参加者に同じチーム内で最も寄与度が低かったメンバーを指名させ、”SIXTEEN”ではメジャーからマイナーに降格するメンバーの名前を他のメンバーたちに呼ばせた。WONDER GIRLSのイェウンは「サバイバルがJYPの方式に似合わない」と語ったが、実はこれこそがパク・ジニョンの方式である。
だからSIXTEENは興味深いと同時に微妙に不便である。優れた能力を持った少女がサバイバルで生き残るためにお互いに戦って決定権を持つパク・ジニョンに気に入られるために努力する。出演するかどうかを自分で決めることができた他のオーディション番組出演者たちとは異なり、JYP所属の練習生にはそもそも選択すらない。
そのような中で番組では、最も重要なのが「パク・ジニョン」であることを絶えず強調する。SIXTEENメンバーにイェウンは「パク・ジニョンPDは選択が速い。いいか悪いかは序盤の20秒で決定を下す」チョ・グォンは、「パク・ジニョンPDをとにかく褒めろ。(ずる)賢くなれ」とアドバイスし、ニックンも「パク・ジニョンPDの言うことを聞けば人生が楽になる」と述べた。生き残りたいのであればパク・ジニョンに合わせろ。パク・ジニョンは練習生に「自然な姿を自信を持って見せて欲しいと」言ったが、それがその人の本当の魅力なのか否かを判断するのはパク・ジニョンある。
練習生の商品化
評価基準はあいまいであり、最終的に基準は「パク・ジニョンを満足させたのか」となる。それでも認知度を高められれば、あるいはデビューできれば練習生にも損のない選択と考えることもできる。実際にアルバムジャケット撮影のミッションを放送した第2話は少女たち各自の個性をより明確に示したエピソードだった。しかし少女たちがこのような過程を経て最初に気付くものは、自分の可能性よりも誰かの好みに合わせて自らを商品のようにアピールする方法であるかもしれない。
もちろんJYPエンターテインメントはパク・ジニョンを中心とした会社であり、パク・ジニョンが人を選ぶ方法について国民が口出しする権利はない。ただ、何十にも包装されていた制作者と練習生との権力関係を改めて明らかにした点でSIXTEENは問題となる。放送初回からパク・ジニョンはこう言った。「この番組で、最もときめいて期待しているのは、私は誰を選ぶか分からないということです。ああ、ドキドキする」このためSIXTEENの放送中に鮮明に表れるのは、見栄えの良い人形の中で自分好みのきれいな人形を選ぶパク・ジニョンの視線である。そしてデビューに向けた少女たちの夢が切実になるほど、パク・ジニョンの喜びも大きくなるのではないか。パク・ジニョンの気がかりな考えと女児の不安な目つきと、それを見守る私たち、それはおそらく戦争のようなサバイバルである。
JYPの趣向② パク・チユンからスジまで JYPの好きな顔
「SM顔」、「YG顔」、「JYP顔」という言葉がある。いわゆる歌謡界3大芸能事務所の首長の好みや選抜基準に基づいて出身歌手のルックスと雰囲気が一貫性を帯びるという意味から出た表現である。その中でも、なんと15年に渡ってJYPエンターテインメントが抜擢し、排出した歌手を通じて証明されたパク・ジニョンの確固たる趣向は、血縁ではない彼らが生き別れた兄弟姉妹ではないかと思うほど似た顔が多い。IZEは、これまでJYPが育てた数多くの歌手の中でパク・ジニョンの趣向や志向を推測させる歌手を一堂に集めた。スターになりたい若者は、この中に自分のルートがあるのかを事前に点検してみるのも良いだろう。
JYPの趣向③ 16人のSIXTEENメンバーを紹介します
総勢16人、この中でTWICEとしてデビュー出来るメンバーは7人だけ。最後の勝者になるためには、まずパク・ジニョンに気に入られることだが、パク・ジニョンの趣向とは別に、この少女たちには輝く魅力と個性が存在する。詳しく見れば見るほど魅力的なSIXTEEN16人のキャラクターを分析した。
1.ナヨン
- 視線強奪 50% / 自信感 30% / おでこ 20%
- ティーン映画の主人公のよう。ぽんと出たなめらかな額と丸い目、ふっくらとした唇は”ぱっつん前髪”さえ無難に消化するほどきれいで、そのおかげかSIXTEEN放送前からKBS 「ドリームハイ2」、10代の専用化粧品ブランド ティエンCF、SanE「가면 안돼」、GOT7の「Girls Girls Girls」のミュージックビデオなどに出演した。自らスターになるだろうと信じて疑わない自信はもちろん、いつも活気あふれる表情と声、注目を集める身のこなしも備えている。メジャーからマイナーに降格した時の憤りに勝つことができず涙まで流した。どこでも主人公になる気質を持って生まれたメンバー。
2.サナ
- 明るさ 90% / 愛の弾丸 10%
- 他のメンバーは「サナはちょっと… 」と首をかしげた。SIXTEENはサナの名前の前に「4次元とんでも少女」という修飾語を付けた。パク・ジニョンの前で生春巻きを作り、愛の弾丸を撃ったり両手でハートを描いたサナは何を考えているのかさっぱり分からない。しかし残酷なサバイバルの中でも、簡単に挫折したり嫉妬しない明るさは他の何よりも大きい才能だといえる。ポーズがミスコリアのようだと言うチョ・ソンヒの評価に「良い意味ではないことは分かっているが、正直なところミス・コリアが悪いものではないでしょう?」と、アイスクリームの小道具を使えなかった感想は「アイスクリームを最後に食べてからずいぶん経った… 」と言う少女って、可愛らしくも愉快である。
3.ダヒョン
- 野心 45% / イーグルダンス 35% / ソヒ 20%
- GOT7「하지 하지마 (Stop stop it)」のミュージックビデオに登場した時、ダヒョンに注目が集まった理由は外見だった。真っ白な肌と一重まぶた、大福のような二つほっぺたは、WONDER GIRLS出身のソヒとそっくりだった。しかしそれより人々をさらに驚かせたのは、賛美歌に合わせて激しいダンスを踊ったダヒョンの映像だった。赤ちゃんのような顔と鷲ダンスは相変わらずだが、SIXTEENでのダヒョンは野心と度胸と負けん気をあまねく示す。JYPの先輩の前で恥ずかしいと言いながらも言うことはすべて言う、二回連続のメジャーに残留しながらもマイナーに落ちることに気をとがらせている。今後どのように成長して行くのか簡単に推測出来ない。
4.ツウィ
- フルショット 90% / 女優フォース7%/ 下手な韓国語 3%
- 腕、足、首など身体のすべての部分が長く、小さな頭のサイズのおかげで、フルショトで捉えた時に16人の中で最も輝いている。さらにアンティークな雰囲気の顔は、中華圏の有名女優と比べてもひけをとらないようだ。一言で言えば見た瞬間圧倒されるほどの美女。「最善(최선)を尽くして」を「チェソン(최송)を尽くして」と書く、うまくない韓国語は意外なチャームポイントに加わったが、それ以外のすべてがベールに包まれている。
5.チェヨン(TWICE)
- 代替不可能 75% /「強いキャラ」15% / 絵 10%
- SIXTEENメンバーの中で唯一のラッパーだ。聡明な瞳が可愛い顔とは異なり、太い声で涼やかに自作ラップを繰り出す。「キラキラ」したネックレスを身に着けて濃いアイラインを描くなど、なぜか「強いキャラクター」のように見えることもあるが、メンバーの中でチェヨンは目立ったり、大声を出すことはない。ただ絵を描くのが好きでディアンジェロの「ブラックメシア」とゴッホにはまっていると言うところ見ると、自分の興味を掘り下げること自体がひたすら楽しい17歳の女の子。
6.ソミ
- 笑い50% / 涙50%
- おそらく放送時間比最多笑顔、最多涙を記録しているのではないか。「私はとても明るいです。空気が読めないほど明るいです。」と言ったが、笑いと涙の両方が多い。パク・ジニョンの前でテコンドーを見せた時、自ら「魅力あるように見えるようだ」と口を大きく開けて爽やかに笑い、メジャーのチームに比べて練習時間が少なく不利だと涙をぽたぽた流す。それでも臭いヒラメとたくましく写真を撮るほどに重要な瞬間には覇気と熱意を燃やすことが分かる。そんな時の人形のような顔が特に大人っぽく見える。
7.ジウォン
- 鋼の声帯100%
- 話す声はハスキーで、高音はよどみなく張り上げる。歌を歌う姿からは練習生とは信じられないほどの余裕と老練さえにじみ出る。まだ歌唱力が優れているという言葉でしかジウォンを説明するしかないが、シンガーソングライターを目指しピアノの練習までしているだけに、さらに何かをに見せてくれるかもしれない。そして成長する少女ほど興味深いキャラクターはない。
8.モモ
- ダンシングマシーン60% / マインドコントロール30% / 食べる量10%
- かなりのガールズグループのダンス担当メンバーに引けを取らないほどダンスがうまいとトレーナーに認められた。本人は「脅威を感じるメンバーはない」と述べた。ただリズムに合わせて動いているように見えるが、よく見ると動作一つ一つに力と格が生きている。ダンスの実力と同様に精神力も強く涙を浮かべながらも絶対泣くことはなく「マイナーに落ちたことは衝撃的だったが、パク・ジニョンPDのおっしゃることも正しいから… 」と毅然とうなずく。一方、最近の興味と好きなことは全て「食べること」だというのに、ぴったりのパンツとタンクトップ姿も屈辱がないほどのスタイルは一体どのように維持しているのか気になる。
9.ウンソ
- 愛嬌 55% / ダンス30% / スキンシップ 15%
- いくらセクシーなダンスを上手く踊ろうが、実際の年齢に関係なく実質的末っ子だ。「くまのプーさん」で出てくるピグレットに似たキュートな顔に、口を開けば「안녕하세용~, 안녕히 계세용~」のように愛嬌混ざった言葉飛び出してくる。東廟市場ではツウィの手をしっかりと握ったまま歩き、「年上メンバーのお尻とお腹を触るのが習慣」と語るなどスキンシップも自然だ。関心と愛を込めて「우쭈쭈」したくなる「かわいさ」。
10.ミナ
- 清純45% / セクシー45% / 微笑み10%
- 落ち着いた目鼻立ちと バレエで鍛えられた柔らかなスタイルは清純可憐の定石だが、目を輝かせる時は妙にセクシーな雰囲気もうかがえる。言葉の代わりに、いつでも微笑みを浮かべているが、練習生生活を始めてから1年でトレーナーに良い評価を受けただけに決して甘いキャラクターではない。膨大な根性の努力派であるか、爆発的な才能が隠されていると言う話だ。
11.チェリョン
- ガールグループのダンス40% / 度胸35% / 姉25%
- 砂漠のキツネのようで、エルフのようでもある。さらさらこの髪から現れた耳、軽く上がった目じり、キラキラした黒い瞳、「ヒヒ」する笑い声まで全部飾り気のない魅力だ。ガールグループのダンスを上手く真似ることを超えてきれい踊って、どんなに大変な動作であっても、疲れた気配一つなくニコニコ笑う。舞台の上では絶対に緊張したそぶりを見せないために気楽に楽しんでいるように見えたりもする。このような少女が涙を見せるのは、ひたすら姉チェヨンが大変な時だけ。見る人の心が揺れない道理がない。
12.ミニョン
- シンガーソングライター90% / 根性10%
- 頭の中が歌でいっぱいだ。歌う時が一番幸せで一日でも歌を歌わないと死ぬようであり、パク・ジニョンに「曲がとても良い」という言葉一言だけ聞ければいいと述べた。自作曲に賞賛を受られなかったため意気消沈したりもしたが、自分の感情や考えを歌詞に込めることができるということは明らかに貴重な才能である。また評価のため歌の最初の部分だけを百回歌ったり「私あまりかわいくない」と泣きもながらも心機一転して、最終的に良い写真を作り出した根性があれば、将来より一層の期待ができる。
13.ジヒョ
- 忍耐80% / こぶし20%
- 練習生生活を10年間、説明がさらに必要か? デビューが延期しサバイバル番組に出演して、再び審査を受けなければならない状況に置かれたにも関わらず落ち込んだり、自分の可能性を疑ったりしない並外れた忍耐力を持っている。最初のミッションでは、誰よりも堂々と完全にトロットで武装して舞台に上がることもした。どうやら10年の間に大きく育ったのは、芸だけではないようだ。
14.ナッティ
- 一人でも上手 80% / 子供 20%
- 2002年生まれ、わずか14歳である。さらに細長い手足は吹けば飛んでいくようで注意する必要がある。タイ出身で、まだたどたどしい韓国語と目がなくなるような笑顔のために、ただ若く優しい末っ子のようだが、他のメンバーが口をそろえて賞賛するダークホースだ。さらに夜に一人で振付けの練習するのが好きで振付けを自ら作るなど、一人でも十分にやれる。たとえ趣味が可愛く「ママとパパと通話する」であってもだ。
15.チェヨン
- パワフルダンス 70% / 優しさ20% / 将来のMC 10%
- 妹チェリョンよりもはるかに細く小柄。しかしダンスをする時は、どこからその力が出てくるのか迫力あふれる上にリズム感も素晴らしい。きれいな服を着たり、きれいに飾ることには関心さえないのか、ほとんどだぶだぶトレーニング服にメガネ姿である。ただし心が弱くて涙も多いが、写真家チョ・ソンヒ氏の言葉のように幸いなことに「マインドコントロールされやすい」。メンバーたちと一緒にいる席でそれとなく進行を担当していたので、このままはつらつと育てばMCの夢を見てもよさそうだ。
16.ジョンヨン
- 美人 80% / 強さ15% / コン・スンヨン5%
- 美人。短い髪で片目が覆われた姿は、男性ファンより女性ファンたちを熱狂させる可能性が高い。移動時はキックボードに乗って、東廟市場では迷うことなく服の山に飛び込んで「私たちはこれではダメ。気後れしないで」と同じマイナーチームメンバーを励ますなど、実際の性格もカリスマがあふれている。しかし同時にジヒョと一緒に「Ice Cream Cake」、「愛のバッテリー」などを変ダンスで消化する「変」の大家でもある。女優コン・スンヨンと実の姉妹の間であることに驚きもしたが、あえてそれを持ち出さなくてもいいほど長所が多い。
コメント