2018年5月9日MEDIAUS掲載のTWICE関連ニュースの翻訳など
防弾少年団とTWICE 韓流白書が認定した第3世代代表ワントップグループ
文化体育観光部と韓国国際文化交流振興院が発行した”2017韓流白書“は防弾少年団とTWICEを”第3世代代表グループ”と表現した。
2017韓流白書の”音楽韓流”分野で「第3世代を代表する男女アイドルグループ防弾少年団とTWICEは韓国は確固とした1位グループであり、海外でも絶大な人気を得て音楽韓流の新たな波を引き起こした」と表現し防弾少年団とTWICEについて詳細に説明している。
防弾少年団
2017年韓流白書は防弾少年団について「2012年PSYが”江南スタイル”でアメリカビルボードHOT100チャートにランクインしてから5年後の2017年、ビルボードHOT100とビルボード200チャートで上位にランクインした」と紹介している。
注目すべき表現は「(防弾少年団が)論壇、学界でも大きな注目を浴びている」という部分。これまでのインターネットやマスメディアでの防弾少年団についての記事とは異なり2017韓流白書では防弾少年団について別の視点から分析した点に注目しなければならない。
防弾少年団がビルボードで人気になった要因について防弾少年団のファンダム”Army”に注目しただけでなく”論壇と学会も注目するに値する事例”と表現したことは、これまでの記事ではなかなか見られなかった2017韓流白書だけの観点という点。
防弾少年団がビルボードで注目を浴びた現象は単にファンが世界的に広がったというだけでなく、学術的に注目するに値する事例と指摘している。
2017韓流白書は防弾少年団の紹介の中で「ビルボードミュージックアワードだけでなく、アメリカンミュージックアワードでK-POPグループとしては初めて祝賀公演を行った。アメリカの地上波テレビ番組に継続して出演し続けるのは防弾少年団が初めて、単発的なヒットではなく持続的にビルボードチャートにランクインするのも防弾少年団が初めて」と紹介した。
2017韓流白書の防弾少年団についての説明には”持続的”という単語が繰り返し使用されている事が目に付く。アメリカの地上波テレビ番組出演、ビルボードチャートランクインが一時的ではなく”持続的”である事を強調している。
さらに防弾少年団について「SM、YG、JYPといった大手芸能事務所ではない中小芸能事務所所属グループであるため、大規模な広報やメディア露出は期待できなかった。韓国よりも海外市場でより大きな人気を得た後、韓国内に逆輸入され韓国での人気も高まった。K-POPアイドルグループの多くはまず韓国で人気を得てから海外進出するが、防弾少年団はこれとは正反対の道を歩いた」と分析した。
2017韓流白書は防弾少年団についてこのように締めくくった。
防弾少年団はデビュー後からYouTube・ソーシャルメディアなど利用し活発に防弾少年団のコンテンツをファンに公開して来た。その結果、全世界の大勢のファンと直接コミュニケーションし親密な関係を築いて来た。これは国境を越え海外ファンと相互に影響を受け合うというK-POPが目指すべき未来の姿を示す例と言える。
TWICE
2017韓流白書は「日本で韓流を復活させた立役者はTWICE。TWICEは少数のマニア層を中心に消費されてきたK-POP音楽を主流市場に引き上げる赫々たる役割を果たしている」と記述している。
日本の第3次韓流ブームをリードするTWICEが人気を得た現象が少数のK-POPマニアだけで形成されたのではなく日本の10~20代の若い男女という「日本の若者世代」を中心に形成されたという点で、これまでのBOA、東方神起、KARA、少女時代当時の韓流とは異なる。

TWICEがNHK紅白歌合戦に出演したことについて2017韓流白書は「TWICEの紅白歌合戦出演を単純に人気番組に出演したと見てはいけない。停滞していたK-POP韓流を生き返らせ、文化コンテンツの重要な需要層である若い女性の心をつかんだという点で日本でのK-POP人気の復活が一時的なものではない普遍的、長期的な流れになる可能性を見せた」と評価した。
TWICEの分析に当たって、これまでの韓流と異なる点が日本の若い女性がTWICEの”TTポーズ”ブームに乗ったことで韓流コンテンツの需要者年齢を引き下げたことに注目している。
10代20代の日本の若者がTWICEという韓流を受容するに当たり積極的な姿勢を見せているという2017韓流白書の分析は日本でこれまで形成された韓流1、2世代と現在形成された韓流との間に大きなギャップがある事を示唆している。
TWICEを通じて形成され始めた第3世代韓流の受容者が日本の若い世代という分析は、新たに形成され始めた韓流が一時的な現象ではなく長期的な韓流ブーム現象の礎石になる可能性があるという点で2017韓流白書の日本の韓流分析は示唆するものが大きい。
(翻訳終わり)
補足
TWICEアンチの皆さん、韓国の文化体育観光部から「少数のマニア層」と名指しされた気分はどうですか?
余りにも的確過ぎる表現だったので飛ばし記事かと思って調べたら本当に書いてあったw
リンク張っておいたから心して読め! あ、pdfだから無理かw

少数のマニア層の皆さんのために翻訳してやったw

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